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株式投資ブログ ~明日への道標(みちしるべ)~

2019年08月09日

深刻な営業不振に陥るリテール営業

 

「幻のSQ値 20,855.99円」が暗示する来週の株安

 本日の日本市場は昨夜の米国市場の大幅高を堅調なスタートになりました。

 

取引開始前に発表された4-6月期GDP(国内総生産)速報値が市場予想を上回ったことも支えとなり、寄り後の9:17には20,782.06円 △188.71まで上昇しました。

 

明日から3連休、お盆休みとなることから、様子見姿勢が強くなり買い一巡後は上値が押さえられ大引けは20,684.82 △91.47と上げ幅を縮小して取引を終えました。

 

前引け後のブログに書きましたが、この日算出のSQ値は20,855.99円で、SQ値を超えないままで取引終了となり、SQ算出時が高値での「幻のSQ値」となりました。

 

ジンクス通り来週以降相場が弱含むことを暗示しているのでしょうか・・・

 

東証1部の出来高は11億8,564万株、売買代金は2兆1,466億円とSQに絡む売買に助けられ本日も2兆円超となりました。

 

どういう理由にしろ売買代金が2兆円を超えが9日連続となり、2兆円割れを続けるよりはいいと思います。

 

決算発表もほぼピークを越えました。

 

お盆明けからが正念場となります。

 

深刻な営業不振に陥るリテール営業

明日から3連休あるいはお盆休みという方も多いと思います。

 

本日は、証券会社について私の思うところを書かせていただきます。

 

証券会社のリテール営業の不振が深刻化しているようです。

 

まず、7月31日の日本経済新聞に掲載された記事によれば

 

「証券会社のリテール部門が底の見えない不振に陥っている。31日に出そろった主要証券19社の2019年4~6月期決算は16社の最終損益が減益または赤字となった。同日決算を発表した野村ホールディングスは海外の環境好転と構造改革で大幅増益となったが、国内の個人向けの営業部門は低迷が続く。各社とも店舗の削減などでコスト抑制を急いでいる。

 

~略~

 

個人への依存度が大手より強い中堅中小証券では大幅な減益や赤字が相次いだ。ネット証券も大手5社の純利益が3~7割減った。

株式相場の先行き不透明感から個人投資家の動きは足元でも鈍いままだ。業界では「環境の悪化は一過性のものではない」(三菱UFJ証券ホールディングスの緒方裕之執行役員)との危機感が広がる。~略~」(7月31日 日本経済新聞朝刊)

 

と書かれています。

 

私も20数年間、証券業界にお世話になっているので悪口を書くつもりはありませんが、みなさんに知っていただきたいことは山ほどあります。

 

相場が悪くなり、手数料収入が落ち込めば「資産管理型営業」「顧客本位の営業」等を錦の御旗に襟元を正したふりをしますが、相場が良くなれば旧態依然の手数料至上主義に逆戻りするのが証券会社なのです。

 

その繰り返しの結果が、現在の深刻なリテール営業につながっているのです。

 

「十年一昔」といいますが・・・

「十年一昔」といいます。

 

私が証券会社に入社した1988年はバブルの最盛期です。

 

証券業界に入社した頃を思い出し、当時と現在を少しだけ比べてみたいと思います。

 

「十年一昔」なので「二十年大昔」の話です。

 

むか~し、むか~し、お爺さんとお婆さんがいました。

 

お爺さんは北浜の地場証券会社の店頭で黒板に書かれる株価(ここまでは言い過ぎかな(?_?)を見ながら、注文を出す。

 

お婆さんは家で短波ラジオ片手に洗濯をしていましたとさ・・・

 

なんて光景も珍しくなかった時代です。

 

証券マンも新規開拓で一日外にいるときには携帯型ラジオで株価を聞いて、動いていたら持っているお客さんに連絡入れたものでした。

 

それが今や、スマホ片手にリアルタイムで株価が確認できる。

 

おまけに関連ニュース迄瞬時に見ることが出来る。

 

決算発表も、本社に連絡して決算短信をFAXして貰っていたものでした。

 

いまや株価がリアルタイムで見られる、決算短信も公表されたとたんに見ることが出来るなんてスタートレックの世界です(@_@;)

 

大半の投資家は証券会社に電話で株価を聞いて注文をだしていました。

 

短波ラジオを聞いていても、お目当ての銘柄の株価なんて数十分に一度か二度流れてくるだけなので、電話が最も効率的だったのです。

 

証券会社の収益源は手数料収入

しかし、ここに落とし穴があるのです(--〆)

 

当時の証券会社の収益源は株式委託手数料です。

 

売り買いが成立しなければ商売になりません。

 

ある日のA社株の四本値が

 

始値-高値-安値-現値

 

290円-298円-286円-293円

 

だったとしましょう。

 

顧客からA社株を買いたいと電話があれば現値が293円であっても

 

「いまA社株は298円です。295円ぐらいで指値しときましょうか?」

 

といって買い注文を貰うのです。

 

当然、約定できますよね(^。^)

 

バカ正直に現在A社株は293円です!なんて言おうものなら、顧客は289円で指値しといて!といった具合です。

 

せっかく注文を貰ったのに約定できなかったら手数料になりませんから・・・

 

売り注文のときも同様です。

 

売り注文のときは、電話をもらった時点の安値を伝えます。

 

するとその価格から少々高い価格で注文を受けても約定するといった具合です。

 

現在のようにリアルタイムで株価が見られないので大昔に株をされていた方は大変ですよね。

「資産管理型営業」という投資信託の恐るべきノルマ営業

こんなことを繰り返し、挙句の果てにバブルが崩壊し証券不況に突入したのです。

 

証券不況という長いトンネルから抜け出すや否や待ち構えていたのは「資産管理型営業」という投資信託の恐るべきノルマ営業です。

 

最近、メディアでも騒がれましたが、本来長期運用を前提に販売している投資信託を回転売買し手数料を稼ぐという営業手法です。

 

このようなことを繰り返した結果、個人投資家離れが顕著になったのだと思います。

 

いまさら襟元を正します!といっても個人投資家は何度も騙されたのですから、

誰も信用しないでしょう。

 

リテール営業の復活は厳しいのではないでしょうか。

 

これ以上書くと証券会社から苦情がきそうなので本日はここまでにしておきます。

 

また、機会があれば書かせていてだきます。

 

 

弊社は8月10~15日をお盆休みとさせていただきます。

 

ブログに関しましては8月12日から更新いたしますので、時間のある方は見てくださいね。

 

8月13~15日の3日間は「株主優待制度」について連載しようと考えています。

 

個人投資家の方は必見です。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

これからもよろしくお願いします。

 

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