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株式投資ブログ ~明日への道標(みちしるべ)~

2019年07月10日

永久に勝てる投資手法を求めて

 

明日はパウエルFRB議長の議会証言

昨夜の米国株式は、利下げ期待の後退からおよび明日のパウエルFRB議長による議会証言を控え模様眺め気分の強い展開でした。

 

S&P500、NASDAQが反発しましたが、先週末の雇用統計以降、NYダウは3日続落です。

 

下の米国10債利回りのチャートを見ると、G20、米中首脳会談前の水準まで10年債利回りは上昇しています。

 

25日移動平均線を突破しており、過度な利下げ期待が後退したことが見て取れます。

 

NYダウは上昇への準備期間?

雇用統計発表後のNYダウの高値は7月5日の26,950.81ドル、安値が9日の26,665.57ドルです。

 

値幅で285.24ドル、率にして1.06%の調整です。

 

利下げ期待が後退し、米国10年債の利回りが上昇したにもかかわらず、調整幅、調整率とも軽微ですよね。

 

次の上昇への準備期間なのでしょうか?

 

(チャート;QUICK社)

 

10日前場も方向感に欠ける展開

本日の日本市場前場は、ETF(上場投資信託)の分配金捻出のための現物株売りや先物売りを懸念し、方向感のない展開です。

 

市場関係者の一部からは売り圧力が強まる場面もありそう、との声も聞かれます。

 

方向感のない展開ながらも、ドル円が108円台後半での推移となっていることから、売り込まれる心配はないと考えてしまうところです。

 

また、日本時間の午前10時30分に、中国の6月のCPI(消費者物価)、PPI(生産者物価)が発表されましたが材料視されていないようです。

 

CPIは前年同月比+2.7%(市場予想+2.7%)、PPIは前年同月比0.0%(市場予想+0.2%)でした。(QUICK社)

 

後場も引き続き様子見姿勢の強い展開が続きそうです。

 

市場に宿る魔物の前に崩れ落ちた天才

昔から株式投資に関しては、いろいろな研究がなされてきました。

 

しかし、半永久的に勝てる最適な投資方法は未だ開発されていません。

 

ノーベル経済学賞を受賞した天才たちも最後は市場に宿る魔物の前に崩れ落ちたのです。

東証のアローヘッド導入でトレード手法は激変

東証がアローヘッドを導入して以来、目まぐるしく変化する板情報に翻弄されている投資家の方も多いのではないでしょうか。

 

個人の肉眼レベルで板を見ながら、イチカイニヤリの商いも労力ばかり費やし、殆ど実益には結びつかなくなってきました。

 

いまやスキャルピングはコンピューターを駆使したハイフリークエンシートレードが主流になりました。

 

以前は「値付け」「見せ玉」といった個人トレーダーやディーラーが使っていた手法も全く通用しません。

 

「見せ玉」などしようものなら、一瞬で約定してしまいます。

 

取消す暇などなく、全て約定してしまいます。

 

私は現役ディーラー時代、検査等でこの両手法を徹底的に調べられました。

 

ちなみに私は一度も違反したことはありません。

 

「値付け」は別として、「見せ玉」は気の小さい人間がやることなのです。

 

 

永久に勝てる投資手法を求めて

いまやハイフリークエンシートレードが確実にリターンをあげる手法のごとく、いろいろなシステムの開発がなされているようです。

 

何年か前にはペア・トレードという手法も流行りまいた。

 

こちらはコンピューターを使ったロング・ショート戦略の一種で、割高な銘柄を売って、割安な銘柄を買い、そのスプレッドが小さくなったときに反対売買して収益化するという手法でした。

 

コンピューターの発達により、いろいろな投資手法が開発されていきます。

 

確かに旬のシステムは何年か勝ちます。

 

先日ブログで紹介したリスク・パリティ戦略も同様です。

 

しかし、LTCMが破綻したように最後は市場に宿る魔物の前に崩れていくのです。

 

市場は生き物なのです。

 

LTCMといっても最近の方はご存知ないかもしれませんね。

 

正式名はロングターム・キャピタル・マネジメント社で1999年に破綻したヘッジファンドなのですが、彼らもノーベル経済学賞受賞者が立ち上げた運用チームだったんです。

 

当時最高の頭脳と最新の金融工学を駆使したファンドとして飛ぶ鳥を落とす勢いでしたが、やはり相場という魔物に喰われてしまったわけです。

 

投資手法が進化するのと同様、市場も進化するのです。

 

コンピューターがいくら発達しようと、最後は人間が勝つと信じています。

 

いまこそ投資の原点回帰が必要なのではないでしょうか。

 

当ブログが個人投資家の一助になれば幸いです。

 

夕方のブログは18時前後に配信予定です。

 

楽しみにしてください!

 

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語句解説

「値付け」;少量の注文で自分のポジションが有利になるよう、あるいは節目になりそうな値を故意に付け、提灯やロス・カットを誘うようなときに使う手法。

 

「見せ玉」;いまは規制がきつくなり人為的には不可能になったが、大量の注文を現値と少し離れた値で発注し、約定しそうになると取消すという悪質な手法。

 

「アローヘッド(arrowhead)」;2010年1月4日に稼働した、世界最高水準の高速性・信頼性・拡張性を兼ね備えた、現物商品の売買システムの呼称です。その後、注文件数の増加、短時間での注文集中、投資家の新しいニーズ等の株式市場の環境変化に対応するため、2015年9月24日にリニューアルしています。(出所;JPX HP)

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