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株式投資ブログ ~明日への道標(みちしるべ)~

2019年07月11日

利下げ幅に焦点 0.5% or 0.25%? 中央銀行の独立性に疑義

8日連続の売買代金2兆円割れは、なんと2年9か月ぶり

昨夜、FRBのパウエル議長が下院金融サービス委員会で行った半期に一度の証言で、マーケットは利下げを示唆したと受け止めました。

 

結果、米国株は主要3指数がザラ場での高値を更新となりました。

 

この流れを受け本日の日本市場は小高く始まりました。

 

昨日108円台後半で推移していたドル円ですが、米国利下げによる日米の金利差縮小を材料に昼前後に一時107円台に突入しました。

 

日本株にとって「米国金利低下=ドル安円高」が大きな壁になっているようですね~

 

下値が底堅いと見るのか、上値が重たいと見るのか意見の分かれるところです。

 

そのような状況においても本日の日本市場は、日経平均株価が△110.05円の21,643、53円、TOPIXが △7.31ポイントの1578.63と高く引けました。

 

出来高は11億4081万株、売買代金が1兆7,845億円と8日連続で2兆円を割っています。

 

8日連続の売買代金2兆円割れは、実に約2年9カ月ぶりです。

 

上値を追うにはエネルギー不足ですね。

 

トランプ大統領の圧力に屈したか? 中央銀行の独立性に疑義

今回のパウエル議長の利下げを示唆する発言は中央銀行の独立性に若干の疑義を抱きます。

 

パウエル議長は、米連邦公開市場委員会メンバーの多くが利下げの必要性が高まっていると判断していると述べ、「適切に行動する」として約10年ぶりの利下げをおこなう下地をつくりました。

 

トランプ大統領がFRBに利下げ圧力をかけていたのは周知の事実です。

 

FRBとしては、トランプ大統領に屈して利下げするのではないという大義名分が欲しいところです。

 

マーケット関係者は、トランプ大統領に屈したと思っているでしょうね。

 

今後は利下げ幅が0.5%なのか0.25%なのかに焦点が移ります。

 

仮にトランプ大統領の利下げ圧力なかったとしたらFRBは利下げをするでしょうか?

 

パウエル議長は、足元では11年目となる景気拡大が続いているとした上で、物価の低迷や貿易摩擦で高まる不確実性などの様々なリスク要因を列挙しました。

 

月末のFOMCまでは政策転換を正当化する理由探しに東奔西走しなければならないですね。

 

株価水準や6月の米国雇用統計を考慮すれば、利下げ幅は0.25%になると思うのですが・・・

 

利下げ幅が0.5%なら「カネ余りバブル相場到来!」となりそうです。(0.25%でも到来ですね)

 

 

相場とは多数派が負け少数派が勝つ

本日は相場の本質についてみなさんに知っていただきたいことがあるので書かせていただきます。

 

相場とは多数派が負け少数派が勝つのがセオリーです。

 

今の資本主義では、こうなることは避けられないのです。

 

どのような相場でも多数派が負け少数派が勝つ仕組みになっている、ということをまず覚えてください。

 

私が若かりし頃に、相場巧者の方から聞いた名言があります。

 

「相場はいつも多数派が負けるんや、天邪鬼になって少数派の意見をよく聞け!」

 

この言葉は、私の30数年の証券人生の中ですごく役立っています。

 

この少数派の投資家は、株価に影響を及ぼさないように、少しずつ株を買い集めます。

 

でも、小口投資家ではないため、出来高を増やさず株を買い集めることは難しいのです。

 

よって、少数派の大口投資家が動き出せば、出来高は自ずと増加しだすのです。

 

競走馬も株も生き物

少し余談になりますが、10数年ほど前にある競馬騎手と話す機会がありました。

 

私が「レース前に、だいたい勝つ馬がわかりますか?」と馬鹿な質問をしました。

 

私が「この株いくらまで上がりますか?」と聞かれているのと同じですよね(笑)。

 

当然、騎手の答えは「わかりません。何千メートルか走って、ゴール前はハナ差、アタマ差、クビ差とかの勝負ですよ。ハナ差といったら約20センチほどなんです。アタマ差で約40センチクビ差で約80センチなんです。騎乗している人間にしかわからない不利がいくらでもあるんです。」とのことでした。

 

しかし、人気馬というのは本当に勝負根性があり、競られると本能的に闘志をむき出しにするとのことです。

 

人間も闘争心をむき出しにするタイプや気の弱いタイプ等、ありますが競走馬も人間と同じらしいです。

 

全く不利を被らないレースは極稀なようで、何の不利もなく、レース中に思うような位置取りができると仮定すれば、本命馬は勝つらしいです。

 

まるで経済理論の「人々は合理的に行動するものとする。」という、机上の経済学理論のような全くあり得ない前提条件のようですよね。

 

また、パドックで騎乗したときに、馬がいつもと様子が違うことはわかるといいます。

 

闘志が溢れているのか、疲れているのかまではわからないようですが、いつもと何かが違うことだけわかるのだそうです。

 

出来高は株価に先行する

株も然りです。

 

出来高を注視しているとだいたい株価の動きがわかります。

 

競走馬も株も人間の言葉を話さないので、本意はわかりませんが、出来高を注視していれば何かおかしいぞ~と感じる時があります。

 

株も生き物なのです。

 

上なのか、下なのかは、経験としかいいようがありませんが、出来高は株価に先行するのです。

 

よく覚えておいてください。

 

私も監視銘柄の出来高チェックはいまも怠りません。

 

本日の最後に

金価格がまたまた上昇しています!

 

NYMEXでの取引価格が1,400ドル/トロイオンスを越えて来たのは2013年来の事です。

 

当ブログでご紹介した銘柄もたまには見てくださいね。

 

派手さはないと思いますが、金価格は上昇トレンド継続中です。

 

純金信託(1540)

(チャート;QUICK社)

 

一方で、住友金属鉱山(5713)が今一つぱっとしないのは、世界経済の減速を織り込んでなのか銅価格が低迷しているからです。

 

ここの収益は金の精錬だけでなく、銅の取扱も大きいからです。

 

長い目で見ると、この緩んだところは、仕込み場ではないでしょうか。

 

当ブログが個人投資家の一助になれば幸いです。

 

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